会員リレー
2026-09-01

会員から会員へ リレーエッセイ 「もし税理士でなかったら~人生の岐路~」インクライン 2026.9月号

開始日:2026-09-01

もし税理士でなかったら~人生の岐路~
洛南支部 西平菜苗

≪はじめに≫
「会計士と税理士の違いって何ですか?」
母校の大学で、職業会計人を目指す学生さんとの交流会でよく聞かれます。
私も学生時代は同じようなことを思っていたので、進路を考えている学生さんを見ると(悩むよね…)と当時の自分を振り返ります。
ケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大3万5,000回の決断をしているといわれています。
「税理士になりたい」と思ったのも、人生の多くの決断の1つであって、「異なる決断をしていれば違った人生」だったのかもしれませんね。
いま、「人生の岐路」について考えてみたいと思います。

≪学生時代のわたし≫
高校3年生の時、「栄養のことを学べる資格はいいな。管理栄養士になりたい」と思っていました。
当時はインターネットのような簡単に職業に関する情報を集める手段が私にはなく、進路に悩んでいた時に、父の助言で税理士に興味を抱き始めました。
大学から簿記を学び経理の世界に入りましたが、今でも栄養のことに興味があり、「管理栄養士の道に 進んでいたら」と思うことが あります 。

≪税理士でなかったら≫
〈野菜ソムリエ〉の講座を受講する中で私が一番心に残っているのは、〈ファイトケミカル〉という物質の話でした。栄養学では、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの「5大栄養素」に第6の栄養素「食物繊維」を加えた、これらに次ぐ「第7の栄養素」と呼ばれています。
体のサビを食い止めるパワーを持っているといわれていて、野菜や果物の皮や葉、根や茎の先、種に多く含まれています。
お一人おひとり必要な栄養素を把握し、お体の状態や外部環境を加味しながら足りない栄養素を補う食事を考えるお仕事、食を通じて心も体も元気になってもらえたらいいなと思います。

≪おわりに≫
 私の「人生の岐路」は、大学進学前の父の助言、大学時代に知り合った教授や先輩、友人達の影響もありましたが、税理士になってからも多くの素敵な出会いがあり、全てが【 たからもの 】なので 、今の自分が選んだ『道』をこれからも大切に歩んでいきたいと思っています。