会員リレー
2026-06-01

会員から会員へ 働き方改革 「ビジネスはサクセス、プライベートはハピネス」インクライン 2026.6月号

開始日:2026-06-01

ビジネスはサクセス、プライベートはハピネス
滋賀支部 澤田 匡央

最近、私が心がけている言葉です。
『仕事の中に人生があるわけじゃなく、人生の中に仕事がある。』
以前の私には1ミリも理解できなかった言葉でした。おもいっきり人の受け売りですが(笑)、今の自分にはとてもしっくりきています。

開業当初は記帳代行を仕事のど真ん中に据え、質よりも量で、安い料金でいかに多くの顧問先と契約するかを追い求めていました。増えた仕事量をこなすために、「なんとなく人が多い大きい事務所の方がかっこいい」というだけの理由で採用を重ね、理念もないまま規模の拡大を続けました。なんとなくうまくいっている風で数年間を過ごしましたが、やがて仕事もプライベートも無理がたたり、いろいろなところに歪みと崩壊があることに気づかされました。

立ち止まって考えてみると、自分のことをまったく大事にしていなかった。そして、自分を大切にできない人間が、周りの人を大切にできるはずがない_そのことに気づかされました。

そこから、仕事は量よりも質へシフトすることを決め、記帳代行をやめ、巡回監査を業務の中心に据えることにしました。

プライベートでは、学生時代から続けているテニスと、鈴木会員に教えていただいたダイビングに夢中になっています。予定を立てるときも、まずプライベートの予定から入れるよう心がけています。

この考えを事務所内でも共有したいという思いから、「自分休暇」という制度を設けました。自分がまだ体験したことのないことに挑戦するための休暇で、有休を消化せずに取得でき、さらにお小遣いも支給されるというものです。

以前は有休申請を見るとネガティブな気持ちになっていました。ところが今年の確定申告の時期、職員さんから有休申請が上がってきても、そんな感情はまったく湧いてこず、むしろ「この繁忙期に休める事務所になったな」と、少しうれしい気持ちになれました。

これからは、今の自分の選択が間違いではなかったことを証明するために、仕事の質を高めながら、いい事務所経営をしながら、たくさん遊びたいと思います。