会員から会員へ 働き方改革「“無理しない”働き方改革」インクライン 2026.3・4月合併号
開始日:2026-03-01
「“無理しない”働き方改革」
洛東支部 馬渕 要至
2年半前、心臓の病気が見つかり、手術を受けました。それまで私は多少無理をしてでも頑張ることが当たり前でした。医師から心臓に負担をかけるオーバーワーク厳禁との忠告を受け、それまでの働き方をそのまま続けることはできなくなり、それをきっかけに、私は本当の意味での働き方改革に向き合うことになりました。
そこで、繁忙期を除いて無理をせず平日は定時で帰るようにし、土曜日にゆったりと仕事をする。そんなスタイルに変えて、体は当然のこと心にも余裕が生まれ、良い意味で気持ちが吹っ切れているのを実感しています。
以前は、なんとなく遅くまでが習慣になっていました。けれど、毎晩遅くまで仕事をすると、体も心も疲れ切ってしまいます。思い切って定時で仕事を切り上げると決めたことで、限られた時間で集中して働くようになり、逆に仕事の効率も上がったのです。
その代わりに、土曜日を自分のための仕事時間として活用しています。人の連絡も少なく、静かな時間だからこそ、申告書の作成や考えごとがはかどります。人に急かされることもなく、自分のペースで進める土曜の「ゆる仕事」は、むしろ大切な時間になりました。
このスタイルに変えてから、平日の夜は趣味やプライベートの時間に使えるようになりました。忙しい時期でも、土曜があると思えば気持ちに余裕が生まれます。仕事に追われる感覚がなくなり、結果として肉体的には当然のこと精神的な健康も保てるようになったと感じます。
私の働き方改革とは、単に制度や時間を見直すことではなく、健康に働くための働き方改革です。体を壊してからでは遅いのです。今後健康面で何があるかわからないからこそ、できる時にしたいことをしていきたいし、病気になって良かったと思えるようになりたいです。これからも無理しないを合言葉に、大切に時間を使っていこうと思っています。